- Information
-
トラックバックに関して
トラバ返しはしますが、基本的にコメントはしません。トラックバックは承認後に公開されます。スパムがあまりにも多いため言及URLがない場合は自動的にTBを拒否します。記事に関係のないトラックバックは削除します。
コメントに関して
スパム防止のためコメント記入後に画像認証があります。コメントを投稿する際はハンドルネームで結構ですので、お名前をご記入下さい。記事に関係のないコメントは削除させて頂きます。
- Latest entries
-
- イングロリアス・バスターズ (11/23)
- 腐女子彼女。 (11/02)
- サブウェイ123 激突(ネタバレ) (09/05)
- そんな彼なら捨てちゃえば? (08/31)
- サマーウォーズ (08/11)
- Categories
-
- movie(action) (8)
- movie(adventure) (1)
- movie(animation) (7)
- movie(comedy) (12)
- movie(crime) (2)
- movie(drama) (33)
- movie(fantasy) (5)
- movie(human) (2)
- movie(musical) (1)
- movie(romance) (14)
- movie(sci-fi) (2)
- movie(thriller) (6)
- movie(memo) (1)
- book (19)
- food (11)
- event (3)
- 猫写真 (8)
- ガラクタ(murmur) (3)
- ガラクタ(@docomo) (28)
- ガラクタ(clip) (15)
- Recent trackback
-
- ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた(ネタバレ)
⇒ Addict allcinema おすすめ映画レビュー (09/30) - タロットカード殺人事件(ネタバレ)
⇒ Addict allcinema おすすめ映画レビュー (09/28) - ラスベガスをぶっつぶせ(ネタバレ)
⇒ Addict allcinema おすすめ映画レビュー (09/28) - ベガスの恋に勝つルール(ネタバレ)
⇒ Addict allcinema おすすめ映画レビュー (09/13) - 世界最速のインディアン
⇒ ロックなパパさんギタリストの『映画と音楽で生きてます』 (09/06) - マリー・アントワネット
⇒ シネマポスト (08/23) - 20世紀少年(ネタバレ)
⇒ Addict allcinema 映画レビュー (08/22) - 俺のハンバーグ山本
⇒ 大豆の気持ち。 (08/13) - ラスベガスをぶっつぶせ(ネタバレ)
⇒ 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ (07/28) - ハッピーフライト
⇒ 映画、言いたい放題! (07/14)
- ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた(ネタバレ)
- Recent comment
-
- クワイエットルームにようこそ(ネタバレ)
⇒ (11/24) - 20世紀少年−第2章−最後の希望
⇒ しぃ (04/10) - 20世紀少年(ネタバレ)
⇒ しぃ (04/10) - 20世紀少年−第2章−最後の希望
⇒ りこ (04/02) - 20世紀少年(ネタバレ)
⇒ りさこ (04/02) - 20世紀少年−第2章−最後の希望
⇒ bulz-i (03/22) - レッドクリフ PartI(ネタバレ)
⇒ 日本インターネット映画大賞 (12/21) - ブーリン家の姉妹(ネタバレ)
⇒ しぃ (11/21) - 俺のハンバーグ山本
⇒ しぃ (11/21) - スナッチ(ネタバレ)
⇒ しぃ (11/21)
- クワイエットルームにようこそ(ネタバレ)
- Archives
-
- November 2009 (2)
- September 2009 (1)
- August 2009 (2)
- June 2009 (1)
- April 2009 (1)
- February 2009 (3)
- January 2009 (1)
- December 2008 (2)
- November 2008 (1)
- September 2008 (1)
- August 2008 (4)
- July 2008 (3)
- June 2008 (8)
- May 2008 (6)
- April 2008 (7)
- March 2008 (7)
- February 2008 (12)
- January 2008 (29)
- December 2007 (13)
- November 2007 (18)
- October 2007 (8)
- September 2007 (23)
- August 2007 (2)
- July 2007 (14)
- June 2007 (1)
- May 2007 (3)
- July 2006 (1)
- June 2006 (1)
- May 2006 (1)
- December 2005 (1)
- August 2005 (1)
- June 2005 (1)
- May 2005 (1)
- January 2000 (1)
- Links
- Others
- Search this site.
- Profile
-
しぃ ♀ モラトリアム中
好きな映画のジャンルはロマンスとファンタジー。ときどき本やレストランのレビューも書いたりします。
このブログについてTwitterに書く
- Booklog
-
- Recommend
-
2007.09.27 Thursday
冷静と情熱のあいだ―Rosso / 江國香織
何度目になるか分からない。
久しぶりに読み返した。
阿形順正は、私のすべてだった。
あの瞳も、あの声も、ふいに孤独の陰がさすあの笑顔も。
もしどこかで順正が死んだら、私にはきっとそれがわかると思う。
どんなに遠く離れていても。二度と会うことはなくても。
この本を読むと、いつも愛しさと悲しみと
言いようもない喪失感に満たされる。
まだBluは読んでないけど、私はやっぱりRossoの方が好きだと思う。
それは多分、私が女だから。
そしてあおいに共感する部分が少なからずあるからだ。
私は遠い約束は好きじゃない。
現実は小説のように綺麗じゃないし、そう上手くは行かないものだから。
約束に期待してしまう分だけ悲しむ。それなら約束はしないほうがいい。
自分でも嫌になるほど私の考え方はネガティブだ。
*
私の言葉は順正にしか通じない。
初めて読んだときに一番印象に残ったのはこの台詞だった。
言葉は誰にでも通じるものだけど、意味を汲み取ってくれるかどうかは別だ。
ひらがなのやわらかさで私を呼んだ。
留学中によく思い出したのはこの一文。
留学中に日本語の発音で名前を呼ばれると何故か安心した。
人の居場所なんてね、誰かの胸の中にしかないのよ。
フェデリカが独り言のように呟いた台詞。
本当に欲しい居場所は、たぶん誰かの心の中にしかない。
誰かの中に自分が存在していることで安心できる気がする。
人は、その人の人生のある場所に帰るのではない。
その人のいる場所に、人生があるのだ。
人生のあったはずの場所に帰りたいと思うことは誰しもあるんじゃないかと思う。
それでも、人生は無情に自分の周りに作られていく。
愛してる、と言うのとそっくりの響きで。
そんな響きで別の言葉を言われたら、場面によっては哀しい。
本の中では哀しい場面だった。それと同時に、温かさが滲み出てると思った。
冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫)
人生というのは、その人のいる場所にできるものだ、という単純な事実と、心というのは、その人のいたいと思う場所につねにいるのだ、というもう一つの単純な事実
久しぶりに読み返した。
阿形順正は、私のすべてだった。
あの瞳も、あの声も、ふいに孤独の陰がさすあの笑顔も。
もしどこかで順正が死んだら、私にはきっとそれがわかると思う。
どんなに遠く離れていても。二度と会うことはなくても。
この本を読むと、いつも愛しさと悲しみと
言いようもない喪失感に満たされる。
まだBluは読んでないけど、私はやっぱりRossoの方が好きだと思う。
それは多分、私が女だから。
そしてあおいに共感する部分が少なからずあるからだ。
私は遠い約束は好きじゃない。
現実は小説のように綺麗じゃないし、そう上手くは行かないものだから。
約束に期待してしまう分だけ悲しむ。それなら約束はしないほうがいい。
自分でも嫌になるほど私の考え方はネガティブだ。
*
私の言葉は順正にしか通じない。
初めて読んだときに一番印象に残ったのはこの台詞だった。
言葉は誰にでも通じるものだけど、意味を汲み取ってくれるかどうかは別だ。
ひらがなのやわらかさで私を呼んだ。
留学中によく思い出したのはこの一文。
留学中に日本語の発音で名前を呼ばれると何故か安心した。
人の居場所なんてね、誰かの胸の中にしかないのよ。
フェデリカが独り言のように呟いた台詞。
本当に欲しい居場所は、たぶん誰かの心の中にしかない。
誰かの中に自分が存在していることで安心できる気がする。
人は、その人の人生のある場所に帰るのではない。
その人のいる場所に、人生があるのだ。
人生のあったはずの場所に帰りたいと思うことは誰しもあるんじゃないかと思う。
それでも、人生は無情に自分の周りに作られていく。
愛してる、と言うのとそっくりの響きで。
そんな響きで別の言葉を言われたら、場面によっては哀しい。
本の中では哀しい場面だった。それと同時に、温かさが滲み出てると思った。
冷静と情熱のあいだ―Rosso (角川文庫)
人生というのは、その人のいる場所にできるものだ、という単純な事実と、心というのは、その人のいたいと思う場所につねにいるのだ、というもう一つの単純な事実
2007.09.24 Monday
ゆれる(ネタバレ)
ゆれる (2006)
Director : 西川美和
Genre : ヒューマン
Runtime : 119 min
Cast : オダギリジョー, 香川照之, 伊武雅刀, 新井浩文, 真木よう子
Company : シネカノン
参考リンク → CINEMA TOPICS ONLINE
あの橋を渡るまでは、兄弟でした。
まず、女性が監督なのが意外だった。
次に、オダギリジョーが格好良かった。
最後に、検事役の木村祐一は浮いてたと思う。
作品の冒頭で、オダギリジョー演じる猛が白い花の写真を撮ってるシーンがある。
あのカットは秀逸だと思った。あんなに花が似合う男性も珍しい。
そして、カメラもタバコもよく似合ってると思った。
この映画の色が好きだと思った。色というかトーンというか。
ちょっとくすんだ感じ。ストーリーの雰囲気によく合ってると思った。
この映画を見て原作小説があるのかと思ったけれど
実際にはないらしい。
小説が元になってるのかと思うくらい繊細に話が作られていた。
久しく日本映画を見ていなかったけれど
この作品は素晴らしいと思った。
*
「ゆれる」のは吊橋だけじゃない。
登場人物、観客、真実、絆。そういうものがすべてゆれる。
兄はいつも笑顔だけど
その笑顔がいつもどこか寂しいし、病んでるようにも見える。
弟に対する嫉妬や羨望、そういうものもあったんだろう。
だけど、弟もどこか歪んでいる気がした。
自分に持っていないものを持っている兄をライバル視していた風にも見えた。
結局、最後まで何が真実なのかは分からないままだ。
裁判では、兄は有罪になっていたけれど
弟の告発が本当だったかどうかは分からないのだ。
兄は智恵子に好意を寄せていた。
智恵子は猛に好意を寄せていた。
猛が千恵子を抱いた理由が、好意からくるものなのか
それとも兄への敵対心からくるものなのかが分からなかった。
ラストシーンの兄の笑顔が謎だった。
最後に余韻を残して観客に考えさせるのも、うまい手法だなと思った。
重たい内容の作品ではあるけれど、見て損はないと思う。
映画の後に出された小説も読んでみたいと思った。
『ゆれる』公式サイト
Director : 西川美和
Genre : ヒューマン
Runtime : 119 min
Cast : オダギリジョー, 香川照之, 伊武雅刀, 新井浩文, 真木よう子
Company : シネカノン
参考リンク → CINEMA TOPICS ONLINE
◆あらすじ
写真家の猛は、母の一周忌で帰郷した。父と折り合いの悪い彼だが、温和な兄・稔とは良好な関係を保っている。翌日、猛は稔、そして幼馴染の智恵子と渓谷へと向かった。智恵子が見せる「一緒に東京へ行きたい」という態度をはぐらかして、一人で自然へカメラを向ける猛。そんな彼がふと吊橋を見上げた時、橋の上にもめている様子の稔と智恵子がいた。そして次の瞬間、そこには谷底へ落ちた智恵子に混乱する稔の姿だけがあった…。
まず、女性が監督なのが意外だった。
次に、オダギリジョーが格好良かった。
最後に、検事役の木村祐一は浮いてたと思う。
作品の冒頭で、オダギリジョー演じる猛が白い花の写真を撮ってるシーンがある。
あのカットは秀逸だと思った。あんなに花が似合う男性も珍しい。
そして、カメラもタバコもよく似合ってると思った。
この映画の色が好きだと思った。色というかトーンというか。
ちょっとくすんだ感じ。ストーリーの雰囲気によく合ってると思った。
この映画を見て原作小説があるのかと思ったけれど
実際にはないらしい。
小説が元になってるのかと思うくらい繊細に話が作られていた。
久しく日本映画を見ていなかったけれど
この作品は素晴らしいと思った。
*
「ゆれる」のは吊橋だけじゃない。
登場人物、観客、真実、絆。そういうものがすべてゆれる。
兄はいつも笑顔だけど
その笑顔がいつもどこか寂しいし、病んでるようにも見える。
弟に対する嫉妬や羨望、そういうものもあったんだろう。
だけど、弟もどこか歪んでいる気がした。
自分に持っていないものを持っている兄をライバル視していた風にも見えた。
結局、最後まで何が真実なのかは分からないままだ。
裁判では、兄は有罪になっていたけれど
弟の告発が本当だったかどうかは分からないのだ。
兄は智恵子に好意を寄せていた。
智恵子は猛に好意を寄せていた。
猛が千恵子を抱いた理由が、好意からくるものなのか
それとも兄への敵対心からくるものなのかが分からなかった。
ラストシーンの兄の笑顔が謎だった。
最後に余韻を残して観客に考えさせるのも、うまい手法だなと思った。
重たい内容の作品ではあるけれど、見て損はないと思う。
映画の後に出された小説も読んでみたいと思った。
『ゆれる』公式サイト
movie(human) | コメント:0 | TB:1 | | ▲
2007.09.24 Monday
ユージュアル・サスペクツ
The Usual Suspects (1995)
Director : Bryan Singer
Genre : Crime / Drama / Mystery / Thriller
Runtime : 106 min
Cast : Stephen Baldwin, Gabriel Byrne, Benicio Del Toro,
Kevin Pollak, Kevin Spacey
Company : PolyGram Filmed Entertainment
参考リンク → IMDb
Five Criminals . One Line Up . No Coincidence
最初のほうは話がよく分からなかったけど
見ている間に段々ストーリーが理解できてくる。そんな感じ。
私はサスペンス物には騙されやすい性質なので
これにもまんまと騙された。
最初に言っておくと、かなりオススメな作品。
途中でコバヤシっていう弁護士の名前が出てくるんだけど
この弁護士が何故かイギリス人(発音がイギリス風な気がした)。
見た目も東洋人じゃないのに何でコバヤシ?という疑問は
最後にアッサリと解決された。
これは、1回目は何も考えずに騙されるほうが面白いと思う。
その後に、何回かじっくり見て楽しむのがいいんじゃないかと思った。
オチが分かっていても、何回か見たくなる作品。
映画の随所に複線が散りばめられていて面白かった。
カイガー・ソゼって誰?という疑問から始まり
1人の男の供述によって進んでいく物語。
ソゼの話や存在が複雑怪奇なものに思われたけど、実際は・・・。
景色の一部なのに何故か長めに撮られたカットがある。
そこが全ての伏線だったらしい。
だけど、普通に見てたら多分気付かない。
それに、気付かないほうが多分見ていて楽しい。
ケヴィン・スペイシーの演技が素敵だった。
ラストの車に乗り込む直前のあの演技が上手い。
あと、個人的には彼の喋り方がすごく好きだった。
立て板に水とは正にあのことだ。
本当に秀逸。
映画を実際に見て騙されて欲しいので、敢えて結末は書きませんw
ユージュアル・サスペクツ
Director : Bryan Singer
Genre : Crime / Drama / Mystery / Thriller
Runtime : 106 min
Cast : Stephen Baldwin, Gabriel Byrne, Benicio Del Toro,
Kevin Pollak, Kevin Spacey
Company : PolyGram Filmed Entertainment
参考リンク → IMDb
◆あらすじ
コカインの取引現場を何者かが襲撃し、密輸船が爆破して大量のコカインと9100万ドルが消えた。警察は唯一の生存者キント(ケヴィン・スペイシー)の尋問を始める。キントは、事件の黒幕は誰も顔を知らない大物ギャング、ソゼだと語り、彼がキートン(ガブリエル・バーン)ら5人のワルを集めて襲撃させたというが…。
最初のほうは話がよく分からなかったけど
見ている間に段々ストーリーが理解できてくる。そんな感じ。
私はサスペンス物には騙されやすい性質なので
これにもまんまと騙された。
最初に言っておくと、かなりオススメな作品。
途中でコバヤシっていう弁護士の名前が出てくるんだけど
この弁護士が何故かイギリス人(発音がイギリス風な気がした)。
見た目も東洋人じゃないのに何でコバヤシ?という疑問は
最後にアッサリと解決された。
これは、1回目は何も考えずに騙されるほうが面白いと思う。
その後に、何回かじっくり見て楽しむのがいいんじゃないかと思った。
オチが分かっていても、何回か見たくなる作品。
映画の随所に複線が散りばめられていて面白かった。
カイガー・ソゼって誰?という疑問から始まり
1人の男の供述によって進んでいく物語。
ソゼの話や存在が複雑怪奇なものに思われたけど、実際は・・・。
景色の一部なのに何故か長めに撮られたカットがある。
そこが全ての伏線だったらしい。
だけど、普通に見てたら多分気付かない。
それに、気付かないほうが多分見ていて楽しい。
ケヴィン・スペイシーの演技が素敵だった。
ラストの車に乗り込む直前のあの演技が上手い。
あと、個人的には彼の喋り方がすごく好きだった。
立て板に水とは正にあのことだ。
本当に秀逸。
映画を実際に見て騙されて欲しいので、敢えて結末は書きませんw
ユージュアル・サスペクツ
movie(crime) | コメント:0 | TB:0 | | ▲
2007.09.24 Monday
さくらん(ネタバレ)
Sakuran (2006)
Director : 蜷川実花
Runtime : 111 min
Genre : Drama / History
Cast : 土屋アンナ、椎名桔平、成宮寛貴、木村住乃、菅野美穂
Company : アスミック・エース
参考リンク → IMDb
てめぇの人生、てめぇで咲かす
蜷川さんらしい極彩色な映画だった。金魚がテーマなので赤が多かった。
花魁の話だけあって、エロスだった。面白かったけど、言葉遣いが気になった。
映像は◎、演者さんは○、ストーリーは△、台詞は△。どこかしら微妙だった。
時代劇ではないにしろ「〜ありんす」とか言ってるんだから、
他の役者が「〜だよね」とか言ったらダメでしょう。
嫌に現代っぽい瞬間が多々あった。
せっかく世界観に引き込まれてるのに、土屋アンナが
唐突に現代人に見える瞬間があって、その一瞬で映画を見る集中力が切れた。
土屋アンナの演技力がいまひとつ迫力欠けた。
映像は綺麗だったのは、蜷川さんが写真家だから。
映像は本当に文句なしに綺麗だったと思うけど
映画の映像としては、問題もあった気がする。
極彩色なのは分かるけれど、赤が多用されてたから目が痛かった。
映像は綺麗なのに、他の部分がいまひとつ。
もう少しよく練れば最高の作品になった気もする。
*
・成宮寛貴が演じる惣次郎の口調が現代人っぽかった。
あれをどうにかして欲しかった。
・椎名桔平の侍は見た目も言ってることも格好良かった。
あんな侍が本当にいたら、是非奥方にして欲しい。
・安藤政信っていう人が演じてた清次が素敵だった。
さくらん 特別版
Director : 蜷川実花
Runtime : 111 min
Genre : Drama / History
Cast : 土屋アンナ、椎名桔平、成宮寛貴、木村住乃、菅野美穂
Company : アスミック・エース
参考リンク → IMDb
◆あらすじ
お蘭によって吉原の玉菊屋に連れてこられた8歳の少女。きよ葉と名付けられた彼女は、高級花魁・粧ひに面倒を見られることになった。玉菊屋から脱走を図り続けるきよ葉だったが、粧ひに導かれ吉原一の花魁を目指す事を決意する。やがて17歳となったきよ葉は、美貌と鼻っ柱の強さで一躍江戸中の注目を集める存在に。そんなきよ葉は、お客として来たうぶな青年・惣次郎と初めての恋に落ちるのだが…。
蜷川さんらしい極彩色な映画だった。金魚がテーマなので赤が多かった。
花魁の話だけあって、エロスだった。面白かったけど、言葉遣いが気になった。
映像は◎、演者さんは○、ストーリーは△、台詞は△。どこかしら微妙だった。
時代劇ではないにしろ「〜ありんす」とか言ってるんだから、
他の役者が「〜だよね」とか言ったらダメでしょう。
嫌に現代っぽい瞬間が多々あった。
せっかく世界観に引き込まれてるのに、土屋アンナが
唐突に現代人に見える瞬間があって、その一瞬で映画を見る集中力が切れた。
土屋アンナの演技力がいまひとつ迫力欠けた。
映像は綺麗だったのは、蜷川さんが写真家だから。
映像は本当に文句なしに綺麗だったと思うけど
映画の映像としては、問題もあった気がする。
極彩色なのは分かるけれど、赤が多用されてたから目が痛かった。
映像は綺麗なのに、他の部分がいまひとつ。
もう少しよく練れば最高の作品になった気もする。
*
・成宮寛貴が演じる惣次郎の口調が現代人っぽかった。
あれをどうにかして欲しかった。
・椎名桔平の侍は見た目も言ってることも格好良かった。
あんな侍が本当にいたら、是非奥方にして欲しい。
・安藤政信っていう人が演じてた清次が素敵だった。
さくらん 特別版
movie(drama) | コメント:0 | TB:0 | | ▲
2007.09.20 Thursday
ハイヒールで山登り
極度に鬱な状況で辿り着いたところ。某合宿。
検索で引っかかると困るので詳しくは書かない、というか書けないw
とりあえず電車に乗って出発。
時間がなかったので、お金はかかるけど特急に乗った。特急料金は1300円。
駅を降りてすぐあるはずの目的地が見付からず、しばらく放浪した。
重い荷物を持っての放浪はなかなか大変だった。
結局、行き過ぎたり2本右の道を歩いたりしていたらしい。
発表が終わってからは宿に戻った。
この宿がやたら立派。なんでも郵政関係の建物だとか。
税金の無駄遣いと言われてるまさにその建物か、とみんなで感慨深く眺めてた。
朝も夜もご飯はバイキング形式。種類も多くて、飲み物の色々とあった。
建物も綺麗で、浴衣も種類豊富なものが無料で貸し出し。
更には、露天風呂や無料のインターネットコーナー、漫画コーナーまであった。
UFOキャッチャーコーナーもあったらしい。
そういえばテニスコートとかハワイアン施設とかもあったらしい。
4人部屋はメゾネットタイプで、部屋の中が2階建て。
1階にも2階にもトイレとテレビが完備されてた。
しかも、1階のリビングスペースの上は吹き抜け。階段は螺旋階段。
合宿にとてもオススメ。周りには何もないけどw
(左:切符 | 中央:宿の設備 | 右:晩御飯)
飲み会がお開きになったのが3時近く。
何故か眠れずに5時に目が覚めて、8時に朝ご飯。
勉強会があって、12時前に駅に着いた。
帰るかどうか悩んだ結果、みんなの観光に着いていくことに。
(左:ゆば豆腐アイス | 右:今市[イマイチだって先生が受けてた])
有名なところと言えばやっぱり徳川さんが眠る例の場所。
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす」のあの人です。
バスを神橋という場所で降りた。神橋というは、いわゆる橋だった。
そこにあったおみくじをみんなで引いてみた。意外とドSなおみくじだった。
なんでこんなに上から目線なんだよ!とみんなの突込みが入っていた。
勾玉が付いているおみくじだったので、みんなでお揃いで携帯に付けることになった。
(目標の設定に難がある。見栄や憧れよりも自分の実力相応のところに置き換えよ。
努力、もう一歩の努力。)要するに身分相応な夢を見ろってこと?w
(左から順に ・・・ 石碑 | 遠い道程 | 東照宮の入口 | 5重の塔)
「世界遺産 日光の社寺」という石碑があったので
おぉついにキタ!なんて思っていたら、そこからかれこれ10分は歩いた。
途中にあった自動販売機のところで休憩。
Dr.Pepperを買って、僕は嫌いじゃないですよ、と言いながら飲んでる人もいた。
やっと東照宮の入り口に辿り着いたら、なんと拝観料が・・・子供480円、大人1500円。
学生料金はないのか!?ボッタクリだ!!などと口々に言いながら
せっかくだから中に入って見ようという話になったのだった。
途中まではタダで見れる。ただ、3猿のところからはチケットが必要になる。
3猿というのは、かの有名な「見ざる、言わざる、聞かざる」。
外国では↓のように言ったりするらしい。
Audi, vide, tace, si vis vivere in pace.
(聞け、見よ、黙れ。もし平和な暮らしを欲するならば。)
(左:陽明門 | 中央:眠り猫の説明 | 右:眠り猫)
メンバーは誰も知らなかったのだけれど、東照宮は意外と広い。
中の探索に約1時間は費やした気がする。
有名らしい陽明門、国宝の眠り猫を鑑賞。
とりあえず、先を急いで階段を駆け上が・・・れるはずもなく。
先を見越したように作られている休憩所で一息ついたのだった。
(左:叶杉 | 中央:約200段あるらしい階段 | 右:どこかの門)
願い事をすると叶うという杉を見つけて、みんな真剣に何かをお願いしてた。
人生が絶望的だと言っていた男の子も何やら真剣な面持ちで祈ってた。
1500円のチケットで3ヶ所が見て回れた。
その中に「鳴龍」という場所があった。
龍の顔の下で大きな音を立てると、恐ろしく響き渡るのだ。
言ってしまえば、ただそれだけなんだけど。。
実際に聞くとちょっと感動だった。
東照宮の探索が終わってバスの時刻表を見ると、
バスが1時間に2本程度しかないことが判明。
しかも、ちょうどバスが行った後だった。
仕方がないので近くのバス停まで歩くと、
別路線のバスがちょうど来ていたので慌てて乗車。
そのお陰で餃子を食べてるリラックマを買い逃した。
(左:東武日光駅 | 中央:牛めし弁当の蓋 | 右:牛めし弁当の中身)
東武日光は、1時間に電車が三本しかなく、
快速はそのうち1本という見事な田舎っぷり。
特急に乗ると電車代だけで3000円近くかかってしまうので
みんな仕方なく、ほとんど各停の快速に乗ったのだった。
旅らしく駅弁を食べながらの帰路だった。
駅のおばちゃんはなぜか「温泉卵つき」をやたらアピールしてた。
この駅弁は、長野行きの新幹線で食べたのよりも美味しかった。
長野行きで食べたのは、お肉が乾燥してた・・・w
辛かったけど、振り返ってみればいい思い出になるのかもしれない。
結局、人生の何百分の一くらいの時間しか過ごしてないわけだし。
あの安くて立派な宿は、普通の旅行で活用したいと思った。
・そういえば、実は東照宮に行ったのは初めてだった。とにかく金ピカだった。
・1つの建物の修理に5億円掛かったとガイドのおじさんが自慢してた。
・ハイヒールでの山登りは、意外とやればできることがよく分かった。
検索で引っかかると困るので詳しくは書かない、というか書けないw
とりあえず電車に乗って出発。
時間がなかったので、お金はかかるけど特急に乗った。特急料金は1300円。
駅を降りてすぐあるはずの目的地が見付からず、しばらく放浪した。
重い荷物を持っての放浪はなかなか大変だった。
結局、行き過ぎたり2本右の道を歩いたりしていたらしい。
発表が終わってからは宿に戻った。
この宿がやたら立派。なんでも郵政関係の建物だとか。
税金の無駄遣いと言われてるまさにその建物か、とみんなで感慨深く眺めてた。
朝も夜もご飯はバイキング形式。種類も多くて、飲み物の色々とあった。
建物も綺麗で、浴衣も種類豊富なものが無料で貸し出し。
更には、露天風呂や無料のインターネットコーナー、漫画コーナーまであった。
UFOキャッチャーコーナーもあったらしい。
そういえばテニスコートとかハワイアン施設とかもあったらしい。
4人部屋はメゾネットタイプで、部屋の中が2階建て。
1階にも2階にもトイレとテレビが完備されてた。
しかも、1階のリビングスペースの上は吹き抜け。階段は螺旋階段。
合宿にとてもオススメ。周りには何もないけどw
(左:切符 | 中央:宿の設備 | 右:晩御飯)
飲み会がお開きになったのが3時近く。
何故か眠れずに5時に目が覚めて、8時に朝ご飯。
勉強会があって、12時前に駅に着いた。
帰るかどうか悩んだ結果、みんなの観光に着いていくことに。
(左:ゆば豆腐アイス | 右:今市[イマイチだって先生が受けてた])
有名なところと言えばやっぱり徳川さんが眠る例の場所。
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす」のあの人です。
バスを神橋という場所で降りた。神橋というは、いわゆる橋だった。
そこにあったおみくじをみんなで引いてみた。意外とドSなおみくじだった。
なんでこんなに上から目線なんだよ!とみんなの突込みが入っていた。
勾玉が付いているおみくじだったので、みんなでお揃いで携帯に付けることになった。
(目標の設定に難がある。見栄や憧れよりも自分の実力相応のところに置き換えよ。
努力、もう一歩の努力。)要するに身分相応な夢を見ろってこと?w
(左から順に ・・・ 石碑 | 遠い道程 | 東照宮の入口 | 5重の塔)
「世界遺産 日光の社寺」という石碑があったので
おぉついにキタ!なんて思っていたら、そこからかれこれ10分は歩いた。
途中にあった自動販売機のところで休憩。
Dr.Pepperを買って、僕は嫌いじゃないですよ、と言いながら飲んでる人もいた。
やっと東照宮の入り口に辿り着いたら、なんと拝観料が・・・子供480円、大人1500円。
学生料金はないのか!?ボッタクリだ!!などと口々に言いながら
せっかくだから中に入って見ようという話になったのだった。
途中まではタダで見れる。ただ、3猿のところからはチケットが必要になる。
3猿というのは、かの有名な「見ざる、言わざる、聞かざる」。
外国では↓のように言ったりするらしい。
Audi, vide, tace, si vis vivere in pace.
(聞け、見よ、黙れ。もし平和な暮らしを欲するならば。)
(左:陽明門 | 中央:眠り猫の説明 | 右:眠り猫)
メンバーは誰も知らなかったのだけれど、東照宮は意外と広い。
中の探索に約1時間は費やした気がする。
有名らしい陽明門、国宝の眠り猫を鑑賞。
とりあえず、先を急いで階段を駆け上が・・・れるはずもなく。
先を見越したように作られている休憩所で一息ついたのだった。
(左:叶杉 | 中央:約200段あるらしい階段 | 右:どこかの門)
願い事をすると叶うという杉を見つけて、みんな真剣に何かをお願いしてた。
人生が絶望的だと言っていた男の子も何やら真剣な面持ちで祈ってた。
1500円のチケットで3ヶ所が見て回れた。
その中に「鳴龍」という場所があった。
龍の顔の下で大きな音を立てると、恐ろしく響き渡るのだ。
言ってしまえば、ただそれだけなんだけど。。
実際に聞くとちょっと感動だった。
東照宮の探索が終わってバスの時刻表を見ると、
バスが1時間に2本程度しかないことが判明。
しかも、ちょうどバスが行った後だった。
仕方がないので近くのバス停まで歩くと、
別路線のバスがちょうど来ていたので慌てて乗車。
そのお陰で餃子を食べてるリラックマを買い逃した。
(左:東武日光駅 | 中央:牛めし弁当の蓋 | 右:牛めし弁当の中身)
東武日光は、1時間に電車が三本しかなく、
快速はそのうち1本という見事な田舎っぷり。
特急に乗ると電車代だけで3000円近くかかってしまうので
みんな仕方なく、ほとんど各停の快速に乗ったのだった。
旅らしく駅弁を食べながらの帰路だった。
駅のおばちゃんはなぜか「温泉卵つき」をやたらアピールしてた。
この駅弁は、長野行きの新幹線で食べたのよりも美味しかった。
長野行きで食べたのは、お肉が乾燥してた・・・w
辛かったけど、振り返ってみればいい思い出になるのかもしれない。
結局、人生の何百分の一くらいの時間しか過ごしてないわけだし。
あの安くて立派な宿は、普通の旅行で活用したいと思った。
・そういえば、実は東照宮に行ったのは初めてだった。とにかく金ピカだった。
・1つの建物の修理に5億円掛かったとガイドのおじさんが自慢してた。
・ハイヒールでの山登りは、意外とやればできることがよく分かった。
| 1/5PAGES | >>